◾️ Essentia Scientific社のご紹介
◾️ Essentia Scientific製品のお取扱い
GearXは、Essentia Scientificの日本国内総代理店として同社製品の輸入販売を行っています。
*同社製品は、令和6年12月施行改正大麻法THC残留限度値を満たします。
同社製品の購入、代理店販売などお気軽にお問い合わせください。
◾️ Essentia Scientific, Inc.について
Essentia Scientific社は、2022年6月に米国カリフォルニア州のベイエリアで創業したカンナビノイド(Cannabinoids)製品を製造するベンチャー企業です。その特徴は、純度の高い酸性カンナビノイド製品が生産できることにあります。酸性カンナビノイド(CBDA, CBGA 等)は、大麻草内で生合成されるカンナビノイドで熱などで脱炭素された活性化したカンナビノイド(CBD, CBG等)に比べて優れた「生物学的利用態」、「保存安定性」を持っています。従来の薬品や加熱による抽出方法では、その工程で酸性カンナビノイドは、脱炭素されるため、純度の高い酸性カンナビノイドの製造は難しいとされていました。
一方、Essentia Scientific社の特許取得の「水」による抽出方法は、生合成された酸性カンナビノイドを変性させることなく抽出することができます。これにより純度の高い酸性カンナビノイドを安定的に製造でき、令和6年12月施行改正大麻法THC残留限度値を満たす製品を提供することができます。
◾️ Essentiaの抽出方法
従来の抽出方法ではブタンやエタノール等の有害な溶媒を使用するため、生成した製品に含まれる揮発性溶剤を除去する必要がありました。
Essemtiaのプロセスでは水の力を利用して、植物の麻からカンナビノイドを抽出しています。
令和6年12月施行改正大麻法THC残留限度値に対応します。
◾️ 従来方法の熱や薬品による抽出
酸性カンナビノイドの抽出は難しい
◾️ Essentiaの抽出方法
水による高純度酸性カンナビノイドの抽出
Essentiaカンナビノイドの抽出過程では、農薬、重金属、微生物、マイコトキシン等の混入による汚染を防ぐことができます。THCを効率的に除去、または量の制限ができるため、より一貫性・適合性のある製品を製造できます。
令和6年12月施行改正大麻法THC残留限度値を満たします
◾️ 天然カンナビノイド = 酸性カンナビノイド
酸性カンナビノイドは、生物学的利用能および保存安定性に優れています
生物学的利用能とは、活性物質が体内で有効な形で血流に入る量を指します。
生物学的利用能が高い物質は、体がそれをより多く吸収できるため、少量の摂取であっても効果が高くなります。
◾️ Essentiaカンナビノイド製品効用
◾️ 成分分析証明書のサンプル(COA)
◾️ 製品ラインアップ
- CBDA ブロードスペクトラムパウダー
- 1. 抽出方法:水抽出による高度な精製
- 2. CBDAの有効性:98±2%
- 3. THCの配合の可能性:0.001%
- 4. 梱包重量:1〜5kg/1箱
- 5. 梱包の素材:断熱ボックス
- CBGA ブロードスペクトラムパウダー
- 1. 抽出方法:水抽出による高度な精製
- 2. CBGAの有効性:98±2%
- 3. THCの配合の可能性:0.001%
- 4. 梱包重量:1〜5kg/1箱
- 5. 梱包の素材:断熱ボックス
- CBDA ブロードスペクトラム水溶性パウダー
- 1. 抽出方法:水抽出による高度な精製
- 2. CBDAの有効性:10〜15%
- 3. THCの配合の可能性:0.001%
- 4. 梱包重量:1〜5kg/1箱
- 5. 梱包の素材:断熱ボックス
- CBGA ブロードスペクトラム水溶性パウダー
- 1. 抽出方法:水抽出による高度な精製
- 2. CBDAの有効性:10〜15%
- 3. THCの配合の可能性:0.001%
- 4. 梱包重量:1〜5kg/1箱
- 5. 梱包の素材:断熱ボックス
◾️ 改正大麻取締法
令和6年12月12日改正大麻取締法が施行され、製品等に残留するTHC(テトラヒドラカンビノール)の残留限度値が以下の表のように規定されます。この限度値以下の製品は、麻薬規制の対象にはなりません。THC残留限度が規定されたことにより、この基準を満たすCBD製品は、安心して所持、使用することができます。
製品形態 | 残留限度値 | |
油脂(常温で液体であるものに限る) | 0.001% | 10ppm |
粉末 | 0.001% | 10ppm |
水溶液 | 0.00001% | 0.1ppm |
上記以外のもの | 0.0001% | 1ppm |
◾️ 改正大麻取締法が施行されるまでの流れ
•WHOによる見直し
WHOは、長年にわたり大麻を国際的な麻薬規制の対象とし、その使用を厳しく制限してきました。しかし、医療利用に関する研究が進む中で、大麻の有効性や安全性についての議論が活発化しました。
2018年、WHOは大麻およびその主要成分であるカンナビノイドに関する包括的な評価を発表しました。この報告書では、特にCBD(カンナビジオール)の医療用途に関するポテンシャルが強調され、CBDは依存性がなく、さまざまな疾患に対して有用である可能性があるとされました。この報告を受けて、WHOはCBDに関する国際的な規制の見直しを提案し、特に医療用途での利用を促進するために、CBDを麻薬リストから除外することを推奨しました。
WHOの報告を背景に、多くの国々がCBDの規制を見直しました。例えば、アメリカでは、2018年に農業法が改正され、CBDを含む製品が合法化され、医療や美容、食品などさまざまな分野での利用が進みました。また、ヨーロッパでもCBD製品の販売が拡大し、特に健康補助食品としての需要が高まっています。
•国内の流れ
WHO批准国である我が国も大麻取締法の見直しが検討され始めました。2019年にCBDや大麻に関連する政策の推進を目的とした超党派の国会議員によるCBD議員連盟が設立され、医療や産業利用に関する法整備を進めることを目指しました。また2022年には、産学から広く会員が参加した日本ヘンプ協会(JIHA、佐藤均理事長)が設立され、大麻及び麻科植物由来機能性原料(CBD、キサントフモール等)の厚生労働省 医薬・生活衛生局の基準に沿った安全性を担保した上で、機能性の研究及び処方開発の支援の推進とCBD製品の健全な普及を目指し活動を開始しました。このように官民による後押しにより「大麻取締法及び麻薬及び向精神薬取締法の一部を改正する法律に関する」パブリックコメント(厚生労働省)公募を経て、2024年12月12日に改正大麻規制法が施行される運びになりました。
◾️ 第1回東京国際ヘンプカンファレンス
2024年9月24日~26日に東京都立産業貿易センターにて日本ヘンプ協会主催による第1回東京国際ヘンプカンファレンスが行われました。日本及び海外(アメリカ・カナダ・イスラエル・ヨーロッパ・タイ・中国・韓国・インドなど)のヘンプ関連企業、アカデミアから多数の参加者が集い、各国での規制緩和の状況、カンナビノイドの製造方法や医療分野での研究の最新情報など多彩なプレゼンテーションが行われました。9月25日には、Essentia Scientific社のLawrence Ji CEOによる同社の水抽出による酸性カンナビノイド精製技術及び酸性カンナビノイドの優位性と効能のレクチャーが行われ、好評を博しました。また弊社からEssentia Scientific社の製品紹介のブースを展示、多くの方の来訪を頂きました。